日本では今や市民権を得ているバターチキン。
インド料理店はもちろん、カレー専門店以外の料理店、コンビニのお弁当、はたまたレトルトカレーまで、バターチキンが列挙しています。
そして、ガネーシャダイニングの人気ナンバー1カレー、それはバターチキンです。
【ガネーシャダイニングのバターチキンカレー】
インドカレーの中で、これだけ子供から大人まで日本人の舌に合うカレーはバターチキン以外に他はないかもしれません。
ガネーシャダイニングのバターチキンは「①強烈な甘み」と「②酸味」、具材のタンドリーチキンから染み出る「③スパイス」が融合した三位一体カレーです。
人によっては、度を超えた「甘すぎ!」に他ならないのですが、多くのお客様から、その度を超えた甘さの先にあるガネーシャダイニングならではの味を楽しんでいただいています。
なぜ絶品なのか? それは玉ねぎ
一言でいうと、手間暇かけてお作りしています。
なかでも、玉ねぎの仕込みには時間をかけています。玉ねぎは季節によって含まれる水分量が変わってくるので、一番気に掛ける食材です。
そして、インド料理店にとって、一番悩ましい季節は「新玉ねぎ」が出回る春以降です。収
通常は「ひね玉ねぎ」という、収穫後、長期間貯蔵している玉ねぎを使用します。「ひね玉ねぎ」は時間とともに水分が抜け、辛みも凝縮されるので、カレーにはもってこいです。
なぜ、絶品か? それは油
ガネーシャダイニングのカレーは、よく「油っぽくなくて、胃にもたれない」とお客様からのフィードバックがあります。これも、余分な調理油が残らないようにと、ひと手間をかけています。
インド料理は出汁の文化がないので、カレーの素“グレビー”を作る時に油をたっぷり使います。たっぷり使うことで玉ねぎの旨味が出て、カレーの美味しさに繋がります。
ヘルシーさを気にして油をケチると、結局は味が決まらないカレーになってしまいます。お店では新鮮なリノール酸大豆白絞油を使っています。企業秘密なので書けませんが、調理後、ひと手間かけて余分な調理油を処理しています。
恐らく、このひと手間で、他のインド料理店のカレーのように、カレーの上に油が浮いてこないのだと思います。そして、これが食べても胃にもたれないカレーに仕上がっているのかと思います。
バターチキンに合うのはナン?
そんな手間暇かけて作っているバターチキンですが、何と一緒に食べるのが美味しいのか?
私の主観ですが、基本的にカシューナッツを使っているカレーはライスよりもナンが合うと思います。ナン以外にも、インドの家庭で食される薄焼きパン、チャパティもナンほどヘビーでなく、食べやすい組み合わせです。
【インドのいろいろなパン】
カレーを超えたバターチキンソース
最近、通販向け商品の開発をしました。
お店で出している同じ味をご自宅でも楽しんでいただこうと、人気のバターチキンには特に力を入れました。すったもんだの開発秘話については、また後日のブログで書かせてもらいます!
開発中、試作カレーがたくさん残ってしまったので、何か他の料理に使えないかなと、いろいろアレンジしてみました。
まずは、パスタソースとして。
これは、想像した通りの味で、まったく違和感なくパスタにあいます。
ニョッキにかけても美味しいです!
そして、同じようにうどんにからめて。
うどんは冷凍うどんのほうがおススメです。からみやすく合います。
隠し味でほんの数滴のめんつゆをたらすと、一気に味が引き締まり和風に早変わり。
基本、小麦粉料理にはなんでも合うのではないかと思います。
あとは、ドリアソースとしても。
バターライスの上に半分にカットしたミニトマトを数個加えて、バターチキン、とろけるチーズをたっぷりかけてトースターで焼くだけで、フレッシュ感あふれるトマトベースのドリアに仕上がります。バターチキンはあらかじめ、鍋かフライパンで加熱し、水分を飛ばすのがコツです。仕上がりが水っぽくなりません。
皆さんもぜひ、お試しください!
あえて、自社商品をおこがましくも「絶品」と書いてしまいましたが、
コックさんのバターチキン作りに向き合う姿を見ると、とても神々しく(笑)、畏敬の念を感じます。なので、あえて言わせてもらいますが、ガネーシャダイニングのバターチキンは絶品です!